2005年11月08日(火) 00時00分
富士通の指示資料に記載漏れ…東証システム障害原因(ZAKZAK)
東京証券取引所は8日までに、1日に発生した大規模なシステム障害について、開発を委託している富士通が作成したプログラム修正に関する作業指示資料に記載漏れがあり、それが原因になったと発表した。東証が指示資料通りに作業を進めたところ、毎月末に行っているサーバー内のデータ整理後に異常を感知し、システム全体がダウンした。問題の作業指示資料は、10月に発見された不良個所を修正して新規プログラムを更新する際、同社が作成、東証側に提供された。
鶴島社長は富士通に対する損害賠償請求について、「事実関係を詳細に検証し、契約内容を検討した上で、考えていきたい」と述べるにとどめた。
ZAKZAK 2005/11/08
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005110819.html