2005年11月08日(火) 18時38分
石綿で肺がんと労災申請 造船工らの2遺族(共同通信)
川崎重工業神戸工場(現川崎造船神戸工場)の造船工だった男性と、大阪市の電気工事会社で電気工をしていた男性がいずれも肺がんで死亡したのは作業で扱ったアスベスト(石綿)が原因だとして、2人の遺族が8日、それぞれ神戸東労働基準監督署と大阪中央労働基準監督署に労災申請した。
支援した大阪じん肺アスベスト弁護団によると、造船工の男性は1948年から87年まで勤務し、昨年6月に71歳で死亡。電気工の男性は68年から昨年1月まで働き、昨年7月に65歳で死亡した。2人とも死因は肺がんと診断されたが、悪性中皮腫を併発していたことがカルテに記載されているという。
(共同通信) - 11月8日18時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000178-kyodo-soci