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2005年11月08日(火) 20時44分

広告取引「透明性確保を」 公取委が調査結果公表共同通信

 公正取引委員会は8日、テレビ、新聞などの広告取引に関する調査報告書をまとめ公表した。コマーシャル(CM)枠の大部分を有力広告会社が扱っている実態や特有の慣行があるとして、業界に対し、広告取引の透明性確保を求めている。
 公取委は1月から10月にかけ、広告会社、テレビ局、新聞社、広告主企業の計674社を対象に、アンケートやヒアリングを実施した。
 報告書によると、昨年の総広告費は約5兆8570億円。「電通」「博報堂DYホールディングス」「アサツー ディ・ケイ」の広告上位3社の占めるシェアは48%で、テレビ広告に限ると65%に上った。
 公取委は、特にテレビ広告について(1)既存の広告主優先の慣行がある(2)広告主が入れ替わるCM枠の情報開示が少ない−などの事情から、新規参入が困難と指摘。テレビ局が支払う報酬も広告会社によって差があり、価格競争力に影響が出るとしている。
(共同通信) - 11月8日20時44分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000227-kyodo-soci