2005年11月08日(火) 07時01分
不要リフォーム、認知症姉妹宅も…契約に2容疑者の名(読売新聞)
不要なリフォームで高齢者から現金をだまし取ったとして、詐欺容疑などで逮捕されたリフォーム会社「幸輝」(本社・大阪府吹田市)の元従業員2人が、リフォームで19業者から約5000万円を請求された埼玉県富士見市の認知症(痴呆(ちほう))の姉妹宅でも、同社の工事契約にかかわっていたことが7日、同県警生活環境2課と東入間署の調べでわかった。
同課などによると、富士見市の姉妹宅では、同社が行った3件の工事の書類が残されていたが、2003年10月31日付の屋根裏改修工事(63万円)の申込書の契約担当者欄に、逮捕された上条陽介容疑者(27)の名前があった。また、同工事を含め、同年11月初旬までに施工された3件(計588万円)の完了確認書とクレジット契約申込書の担当者として、白石友一容疑者(37)の名前が記入されていた。
両容疑者は、同県上尾市の無職男性(71)宅の屋根裏工事で42万円をだまし取ったとして逮捕されたが、「工事はしたが、だますようなことはしていない」と容疑を否認しているという。
(読売新聞) - 11月8日7時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000401-yom-soci