2005年11月07日(月) 19時24分
消費生活センターへのアスベスト相談、7月から急増(読売新聞)
全国の消費生活センターに寄せられたアスベストに関する相談件数は、今年4〜10月だけで1031件にのぼり、2004年度の75件に比べ急増していることが7日、国民生活センターの調べで分かった。
特に、アスベストによる健康被害が明るみに出た6月末以降に急増。7月には558件、8月には262件の相談が寄せられた。04年4月〜今年6月は、毎月1〜30件だった。
昨年4月〜今年10月の相談(1106件)のうち、最も多かったのは住宅用建材や戸建て住宅、増改築など「住宅関連商品・サービス」に関するもので700件。以下、こたつや換気扇などの「住居品」が178件、蚊取り線香のマットやベビーパウダーなどの「保健衛生品」が109件と続いた。
また、「自宅の壁を見ただけで『アスベストが含まれている。至急リフォームが必要』と言われた」など、アスベストを口実にリフォームなどを勧める訪問販売についての相談も35件あった。
(読売新聞) - 11月7日19時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000211-yom-soci