2005年11月07日(月) 14時04分
自衛隊病院の個人情報流出 空自幹部「ウィニー」で(共同通信)
陸上自衛隊が管理する自衛隊病院で受診した数十人分の個人データが、幹部の私物パソコンからインターネット上に流出、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」で誰でも入手できる状態になっていることが7日、分かった。
陸自では昨年4月にも、第1普通科連隊(東京)の二尉が隊員名簿などを同様にウィニーで流出させたことが発覚しており、私物パソコンの管理を徹底させる通達が出ていた。陸自は「今回は一般の方々のデータまで含まれており、大変迷惑を掛けた。再発防止策を徹底する」としている。
防衛庁によると、陸自が管理する自衛隊病院に勤務する航空自衛隊幹部が数カ月前、自宅の私物パソコンでウィニーを使用した際、受診者数十人のデータを誤って流出させた。総務省の情報セキュリティー対策チームが流出を確認、陸自に通報した。
(共同通信) - 11月7日14時4分更新
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