2005年11月07日(月) 12時03分
悪質リフォーム業者捜索、元従業員2人を逮捕(読売新聞)
「幸輝」本社の家宅捜索に入る捜査員ら(7日午前8時15分、大阪府吹田市で)
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不要なリフォームで高齢者から現金をだまし取ったとして、埼玉県警生活環境2課と東入間署は7日午前、京都府警と共同で、リフォーム会社「幸輝(こうき)」(本社・大阪府吹田市)を詐欺と特定商取引法違反容疑(不実の告知)で捜索に乗り出した。埼玉県警は同社の元従業員の男2人を同容疑で逮捕した。
同社は、リフォームで約5000万円を請求された埼玉県富士見市の認知症(痴呆(ちほう))の姉妹方と契約を交わした19業者の1つ。同課などは、姉妹宅についても不要な工事だった疑いがあるとみて追及する。
捜索を受けたのは、本社と東京支店(東京都大田区)など。埼玉県警の調べによると、元従業員の30歳代と20歳代の男2人は昨年、埼玉県上尾市の男性(71)方を訪れ、「柱がゆがんでいる」などとウソを言って耐震工事を行い、男性から四十数万円をだまし取った疑い。
また、京都府警は、同社従業員が今年3月、京都市内の70歳代の無職女性方と、不要な約40万円の耐震補強工事の契約を結んだ特定商取引法違反容疑(不実の告知)で捜索している。
民間信用調査会社によると、同社は1992年設立。2002年以降にリフォーム市場に進出して業績を伸ばし、2000年に約7億円だった売り上げが04年には約64億円と急成長したとされる。
(読売新聞) - 11月7日12時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000202-yom-soci