2005年11月04日(金) 22時18分
日テレ元社員の視聴率買収、1000万円で和解成立(読売新聞)
視聴率買収工作問題に絡み、ビデオリサーチ(東京都中央区)が安藤正臣・元日本テレビプロデューサー(懲戒解雇)に約9150万円の損害賠償を求めた訴訟は4日、元プロデューサー側が1000万円を支払うことなどを条件に東京地裁(宇田川基裁判長)で和解した。
ビデオリサーチは「被告が謝罪した上、すでに社会的制裁を受けていることもあり、和解勧告を受け入れた」としている。
視聴率買収工作は、2003年10月に発覚。日本テレビの調査結果によると、安藤元プロデューサーが、自分の担当する番組の視聴率を上げるため、02年9月〜03年9月にかけて、ビデオリサーチ社の視聴率の調査対象世帯に謝礼を渡して、指定する6番組の視聴を依頼していた。ビデオリサーチは「問題発覚で、視聴率調査の信用が大きく傷つけられ、被害を被った」と主張していた。
(読売新聞) - 11月4日22時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051104-00000518-yom-soci