2005年11月04日(金) 17時27分
暇なときの“携帯いじり”、Web を見る? 過去メール読み返す?(japan.internet.com)
株式会社アイシェア は4日、「携帯電話依存度」に関する調査を行い、その結果を発表した。調査は10月21日〜25日に実施。調査対象は同社のメール転送サービス「CLUB BBQ」ユーザー、有効回答数は1633。男女比率は男性72.9%、女性27.1%。
調査によると、71.7%が「携帯電話を自宅に忘れたら困る」と回答、忘れて外出した経験があるのは89.5%だった。
忘れた経験について質問したところ、「営業なのでサボってでも取りに戻る」、「遅刻してでも取りに戻った」、「昼休みを利用した」など戻った経験が4割を超える。理由の多くは「仕事での利用」「重要な連絡のため」が多い。なかには「実際に使わないが不安なので…」という人もいた。
携帯電話を普段どのように所持するか尋ねたところ、全体では「カバンの中」が最も多く34.1%、続いて「ズボンのポケット」(30.3%)だった。一方、ネックストラップ利用者は4.8%と人気が薄い。他の年代と比べると唯一「ズボンのポケット」派が「カバンの中」より多かったのは20代(41.4%)だった。年代が上がるにつれてこの割合は下がっていく。
プライベートでの一日のメール送信数は、30代・40代にくらべて20代は多い。興味深いのは、「1〜5件」はどの年代も割合に大差がないが、「0件」は年代を追うごとに高い割合に、「6〜10件」は逆に年代を追うごとに低くなっている点だ。
暇で携帯を操作するときは、「Web を見る」ユーザーが25.1%、続いて、「過去メールを読み返す」(14.1%)、「携帯ゲームをする」(12.9%)という順。「そもそも操作しない」と回答したのは27.1%(全体)で、これも年代を追うごとに増加傾向がみられる。20代は19.8%、30代は24.6%、40代は34.3%だ。
アイシェアでは「20代は総体的にみて『携帯依存度』が高い。平均的なメール送信数の多さ、携帯をより身近に携えたい心理、暇だとつい携帯をいじってしまうその行動。もはや彼らの生活は携帯なしでは考えられない」とまとめた。
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(japan.internet.com) - 11月4日17時27分更新
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