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2005年11月02日(水) 23時01分

「ダイエット」広告は誇大、通販会社に業務停止命令読売新聞

 ダイエット飲料で著しい効果が得られるとする広告の根拠を示さなかったのは特定商取引法違反(虚偽・誇大広告など)にあたるとして、経済産業省は2日、名古屋市の通信販売会社「アサヒ産業」に4日から3か月間の業務停止命令を出した。

 同社は昨年12月から今年5月までに、約50億円を売り上げていたという。

 経産省によると、同社は昨年11月以降、植物から抽出したとする飲料「鈴蘭沙棘(スズランサジー)」を販売するため、「我慢しないダイエット」「満足いただけない場合は全額、返金します」などと記載した新聞折り込み広告を約3億8000万部配布した。

 経産省は、効果の根拠を示すよう求めたが、合理的な説明はなかったという。また、同社は返金を求めた購入者に、キャンセル料(2000円)などを求めており、この点でも広告内容は誇大と判断された。

 鈴蘭沙棘は、1本30ミリ・リットル入りで、1か月セット(60本)は1万800円。同社は、昨年11月ごろから売り上げを伸ばしていた。

 アサヒ産業の話「処分を真摯(しんし)に受け止め、法令順守の徹底、よりよい商品・企業づくりにまい進していく」
(読売新聞) - 11月2日23時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051102-00000314-yom-soci