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午前９時２０分現在、原因は分かっておらず、復旧のメドはたっていない。東証は１９９７年８月にも売買システム障害で午前の売買が停止したことがあるが、それ以来の大規模トラブルとなる。
売買が停止されるのは、株券など全銘柄と転換社債型新株予約権付社債全銘柄、交換社債全銘柄。ＴｏＳＴＮｅＴ取引については通常通り行われるという。
また、国債先物、国債先物オプション、株価指数先物、株価価格オプションについても通常通り商いが行われている。
東証によると、午前７時前に、売買システムを立ち上げる途中で、システムが停止した状態になり、そのまま復旧しないという。
この日は月初めだが、「直近にシステムの変更などがあったわけではない」としている。
最近では、大阪証券取引所で今年５月、新興企業向けヘラクレス市場でシステム障害が多発し、新規上場受け付けを凍結した。
ジャスダックでも９月にシステム障害が発生したほか、ネット証券各社でもトラブルが相次いでいる。
これらは、商いの活況やインターネット取引の増大によるシステム負担の増大が要因となっているが、今回のシステム障害の要因については分かっていない。
ZAKZAK 2005/11/01