2005年11月01日(火) 19時06分
グローバリー社長ら逮捕 虚偽の業務内容を報告(共同通信)
先物取引大手だった「グローバリー」(名古屋市)が、顧客とのトラブル件数や損益計算書の内容を偽って国に報告したとして、愛知県警は1日、商品取引所法違反の疑いで同社社長の山田保弘容疑者(45)=名古屋市天白区島田黒石=ら4人を逮捕した。
県警は、同社が顧客の信頼を失うのを免れるため、会社ぐるみで違法行為を続けたとみている。
ほかに逮捕されたのは専務古橋孝彦(52)=愛知県大治町、営業管理部副部長石渡正春(54)=同県瀬戸市南山町、常務青山和裕(35)=名古屋市東区葵=の3容疑者。 調べでは、山田容疑者らは昨年11月、2001年10月から昨年9月までのトラブル件数約260件について約140件と偽った報告書や、先物取引で得た約1億2000万円を利益として計上しない虚偽の損益計算書などを経済産業省と農林水産省に提出した疑い。
(共同通信) - 11月1日19時6分更新
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