2005年11月01日(火) 02時55分
UFJ銀隠しカメラ 愛知でも3カ所 スーパーやATMでケース持ち去る男目撃(産経新聞)
首都圏のUFJ銀行の現金自動預払機(ATM)で隠しカメラが相次いで見つかった事件で、愛知県岡崎市や半田市にある三カ所のスーパーでも、同行のATMから、隠しカメラが見つかったことが三十一日、県警の調べで分かった。そのうち一カ所から、ATMに取り付けたケースを持ち去る男が目撃され、県警は建造物侵入容疑で男の行方を追っている。
また首都圏の事件で見つかったカメラと構造が似ていることから、県警は関連を調べている。
調べでは、岡崎市のATMで二十四日午後、黒いプラスチック製ケース(縦十六センチ、横十二センチ、奥行き六センチ)が取り付けられているのを利用客が見つけた。
県警が調べると、ケースには送信機付きのカメラが入っていた。底部に開いた二つの穴にレンズが取り付けられ、それぞれ、暗証番号を入力する画面とカード番号を撮影する仕組みだった。岡崎市のスーパーから約二十キロ離れた半田市のスーパーでも三十一日午後、岡崎市のものと特徴が似た隠しカメラを客が発見した。
半田市の別のスーパーでは三十日、カメラを入れたとみられるプラスチック製ケースを持ち去る男が目撃された。
外国人とみられ、二十代後半から三十歳ぐらい。
同行広報部は「セキュリティーの強化はしているが、迷惑を掛けて申し訳ない」としている。
(産経新聞) - 11月1日2時55分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051101-00000018-san-soci