2005年11月01日(火) 11時29分
<架空請求詐欺殺人>死体遺棄の女に実刑判決 千葉地裁(毎日新聞)
架空請求詐欺グループ4人に対する逮捕監禁、殺人・死体遺棄事件で、死体遺棄罪に問われた茨城県神栖市深芝南、無職、出頭(しゅっとう)恵被告(23)の判決公判が1日、千葉地裁であった。向野剛裁判官は「死体の遺棄を仲介した役割は重要」などとして、懲役1年2月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、出頭被告は暴力団幹部の若師久和被告(55)=同罪で公判中=らと共謀。昨年10月20日、グループのリーダーで無職の清水大志被告(26)=殺人罪などで起訴=らが殺害したとされる千葉県船橋市の飲食店店員、西村徳也さん(当時25歳)ら男性4人の遺体を、茨城県小川町の空き地に遺棄した。清水被告や自分の内縁の夫で無職の渡辺純一被告(29)=同罪などで起訴=に遺体の処理を頼まれ、知り合いの若師被告に依頼した。【山本太一】
(毎日新聞) - 11月1日11時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051101-00000033-mai-soci