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振り込め詐欺被害者救済弁護団を結成した埼玉弁護士会は、埼玉、福井、京都、奈良の四府県警の合同捜査本部が摘発した振り込め詐欺事件の被害者救済を目指す。
この事件では、木下雅喜被告(23)=盗品等有償譲受罪で奈良地裁で公判中=らのグループが、「出会い系サイトの運営会社から調査を依頼された」「未納金と裁判の和解金を早く支払って」などと偽り架空の利用料金を請求。昨年七月からの約一年間で全国で約二百件、被害総額は約二億三千万円をだまし取ったとみられている。
問い合わせに弁護士が応じ、警察が押収した約七千万円などを元に、被害者への返還などを目指すという。問い合わせは埼玉中央法律事務所(午前九時から午後六時)=電048(645)2027=へ。
また、埼玉弁護士会は主にヤミ金被害者を対象に十一月六日に、クレジット・消費者金融・商工ローン・ヤミ金「一一〇番」を開設し相談に応じる。受付時間は午前十時から午後四時まで。=電048(866)7461=へ。
一方、「夜明けの会」は十一月五日に、「ヤミ金融・振り込め詐欺一一〇番」を開設する。
同会によると、今年一月から九月までのヤミ金などの相談は三百十七人。前年同期比で減少傾向だが、被害者宅に消防車を呼ぶなど悪質性が増しているという。ヤミ金と振り込め詐欺の組織の関係性も深いとされ、合わせて相談を受ける。
同会は「借金問題を解決し生活改善までつなげるので、悩まず相談してほしい」と呼び掛けている。相談は夜明けの会事務所(午前十時から午後四時)=電048(774)2862=へ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20051028/lcl_____stm_____000.shtml