2005年10月28日(金) 00時00分

競売サイトに赤ちゃん「出品」か…男児は３９万円（ZAKZAK）

　米インターネット競売大手イーベイ傘下の中国の競売サイト「易趣」（上海市）にこのほど、生後１００日に満たない赤ちゃんが「出品」された。サイト側は「悪質な冗談かもしれないが、詐欺や人身売買の可能性もある」として、上海市の公安当局に通報。中国のニュースサイトによると、当局が捜査に乗り出したもようだ。

　同サイトの広報担当者らによると、１６日深夜、同サイトのカー用品競売コーナーに「生後１００日以内の新生児売り出し　男児２万８０００元（約３９万円）、女児１万３０００元」の広告が出た。新生児の所在地は河南省で、出品者は「創新者永遠」と名乗り、「目的は、子どものない全国の家庭に福音を送ること」と書かれていた。

　同サイトが１８日に気付き削除。アクセスは５０件余りあったが、取引は成立していない。

ZAKZAK 2005/10/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_10/t2005102805.html