2005年10月27日(木) 23時52分
未成年はたばこ買えません 08年からカード識別導入(共同通信)
鹿児島県の種子島で先行導入された成人識別機能付きたばこ自動販売機とたばこカード
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日本たばこ産業(JT)などで組織する日本たばこ協会や日本自動販売機工業会などは27日、未成年者がたばこを購入できないようにするため、2008年中に全国に約62万台あるたばこの自動販売機すべてを、ICカードによる成人識別機能付きに切り替えることを決めた。
千葉県八日市場市や鹿児島県の種子島で行った実験で、未成年者の喫煙による補導件数が激減するなど効果が上がったため、全国での導入を決めた。導入後は自販機のセンサーに顔写真付きの「たばこカード」をかざさないと買えない仕組みとなる。
自販機の改修には来年から順次着手。08年の実施時期に一斉に稼働する。利用者は成人であることを証明する身分証明書の写しなどと一緒に、都内の運営センターに郵送などで申し込む。申し込みは無料で、カードには1万円程度までお金をためるプリペイド機能を持たせる。現金での購入もできる。
(共同通信) - 10月27日23時52分更新
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