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調べでは、橋本容疑者は今年五月、台東区内のJR上野駅周辺で自分のパソコンで漏れている無線LANの電波を使って楽天のサーバーに計二十七回にわたり接続、センター社の顧客情報を不正に入手した疑い。「一千万円の借金があり、入手した個人情報数万件を名簿業者などに売った」と供述しているという。
楽天市場では楽天のサーバーで店舗の顧客情報を管理。店舗は楽天から与えられたIDやパスワードを入力すると、受注状況や顧客情報を確認できる仕組みだった。橋本容疑者は二〇〇三年七月から今年二月までセンター社に勤め、受注確認などの業務を担当。センター社のパソコンが故障した際、代替機として自分のパソコンを使って役員ら数人しか知り得ないIDやパスワードを知ったという。
楽天によると、センター社は〇二年三月に楽天市場に出店。今年八月に顧客の住所や氏名、電話番号、メールアドレスやクレジットカード情報など約三万六千件の顧客情報の流出が発覚した。
流出したクレジットカード情報は、名義人以外の人物によりネットで使用された形跡がある。さらに、別のネット商店街「ビッダーズ」でも、センター社の約八千四百件の顧客情報の流出が確認された。警視庁は被害の確認を急ぐとともに、橋本容疑者との関連を追及する。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051027/eve_____sya_____003.shtml