2005年10月27日(木) 17時10分
bot感染PCは主に日本を含む東アジアで約5割、警察庁が観測結果を発表(Scan)
警察庁「@police」は10月25日、サイバーフォースセンターの観測システムで把握したbotnetの観測結果について発表した。発表によると、本年1月1日から6月30日までの間に観測された接続bot数は1,285,247台で、このうち日本は144,512台(約11%)であった。指令サーバが多かったのはアメリカ合衆国で234アドレス、また、日本でも93アドレスとかなり多い。日本国内のbot感染PCおよび指令サーバは、記録されているドメインから個人ユーザと推測されるものが多かったという。DoS攻撃を受けた(対象)国で最も多いのはアメリカ合衆国で、全体の5割を占めている。日本への攻撃は、3,531件中、7件とかなり少なかった。
警察庁:平成17 年上半期(1〜6 月)におけるbotnet 観測システム観測結果
http://www.cyberpolice.go.jp/detect/pdf/20051025_botnet.pdf
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(Scan) - 10月27日17時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000005-vgb-sci