2005年10月27日(木) 17時50分
悪質リフォーム:詐欺の2被告に有罪判決−−地裁 /宮崎(毎日新聞)
住宅リフォーム代金の名目で高齢者から現金をだまし取ったとして詐欺罪に問われた宮崎市のリフォーム会社「リネアス」の元契約社員、尚誠一郎(27)=滋賀県長浜市平方町=と、契約社員、沢山純(29)=宮崎市松山1=両被告の判決公判が26日、宮崎地裁であった。浦島高広裁判官は尚被告に懲役1年4月(求刑懲役2年)、沢山被告に懲役1年4月、執行猶予4年(同懲役1年6月)を言い渡した。
浦島裁判官は「高齢者を狙って言葉巧みに不安感をあおった。他にも高齢者と多数の工事契約を結んでおり、常習性がある」と述べた。
判決によると、両被告は4月22日、宮崎市内の男性(当時88歳)方で、実際には工事をしていないのに「床下に換気扇2台と調湿マット8台を設置しました」などと言って、19万9500円をだまし取った。【佐藤恵二】
10月27日朝刊
(毎日新聞) - 10月27日17時50分更新
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