2005年10月27日(木) 16時31分
アガリクス薬事法違反：２人と１社を起訴 ／東京（毎日新聞）
キノコの一種「アガリクス」の未承認医薬品を巡る薬事法違反事件で、東京地検は２６日、健康食品販売会社「ミサワ化学」（新宿区）▽同社社長、三沢豊容疑者（５８）▽出版社「史輝出版」（港区）課長、山辺泰郎容疑者（４５）を薬事法違反罪で起訴した。ともに逮捕した同出版社の役員や社員ら４人は処分保留で釈放した。
起訴状によると、三沢被告らは共謀し、０１年１２月〜０４年６月、山辺被告が企画編集課長を務める同出版社から「即効性アガリクスで末期ガン消滅！」などと題した２種類の書籍計約４万１０００部を発行するなどして、厚生労働相の承認を受けていない「即効性アガリクスＳ」の効能を宣伝。０３年７月〜０５年４月、１４人に２０５個（約６００万円）を販売した。【伊藤一郎】
１０月２７日朝刊
（毎日新聞） - 10月27日16時31分更新
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