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男は今年6月から9月の間、都内のCD(現金自動支払機)コーナーに設置されているゴミ箱で8人分の明細書からクレジットカード情報を入手し、格闘技「K−1」やミュージカルなどのチケットを他人名義で購入。ネットオークションや金券ショップで計約152万円で売却、借金返済に充てていた。
調べによると、男は新宿・歌舞伎町のCDコーナーのゴミ箱で拾った板橋区の自営業男性(34)の明細書をもとに、8月24日、インターネットカフェのパソコンから、チケット購入サイト「電子チケットぴあ」にこの男性名義のクレジットカードの会員番号と有効期限を入力し、「K−1」の観戦チケット18枚(約54万円)を詐取した疑い。チケットはネットオークションで計約40万円で売却していた。
明細書には、会員番号が記されていたが、有効期限の記載はなかった。オンラインゲームで電子マネーを取引する「ゲームチェック」と呼ばれる手法は、決済時にカードの会員番号と有効期限が必要だが、有効期限を何回入力しても制限がかからないため、数回入力していくうちに、有効期限が偶然判明し、チケットを入手できた。
「電子チケットぴあ」を運営する、ぴあ広報部は「購入時にクレジットカードの暗証番号をチェックするなどセキュリティーを強化したい」としている。
ZAKZAK 2005/10/26