2005年10月26日(水) 17時00分
リフォーム詐欺:容疑で元営業所長ら再逮捕−−県警など /滋賀(毎日新聞)
不要なリフォーム工事で東近江市の男性が代金319万円をだまし取られたとされる事件で、県警生活保安課や甲賀署などは25日、「西日本基礎京滋有限会社」(大津市)の元社員で詐欺と特定商取引法違反の疑いで逮捕・起訴された▽大津市京町2、印刷業、中原高史(40)▽奈良県生駒市小瀬町、会社員、藤阪武(40)の両被告を同容疑で再逮捕。元社員で京都市山科区西野山百々町、会社員、中井孝和容疑者(35)を同容疑で新たに逮捕した。
調べでは、中原容疑者は同社の元営業所長。3人は同社に勤めていた6月中旬ごろ、湖南市の無職女性(64)宅を訪問し、湿気などの異常や、耐震補強の必要がない床下を湿っていると指摘し、「柱が基礎からずれている。放っておくと大変なことになる」などとうそをついて修理。同月下旬、女性に代金計230万9000円を振り込ませた疑い。
木造の住宅に狙いを付けて、下水の配水管洗浄をした後、「薬が余っている」と防虫剤をまくふりをして床下に進入。不必要な調湿剤をまいたり、換気扇設置や「耐震補強」などをしていたという。県警は同様の手口の余罪があるとみて、さらに捜査を進める。【深尾昭寛】
10月26日朝刊
(毎日新聞) - 10月26日17時0分更新
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