2005年10月26日(水) 17時53分
共謀罪で初の参考人質疑 衆院法務委(共同通信)
衆院法務委員会は26日、殺人など重大犯罪の実行行為がなくても謀議に加わるだけで処罰可能な「共謀罪」新設を柱とした組織犯罪処罰法などの改正案について、参考人質疑を行った。
改正案は2003年の通常国会に提出されたが、継続審議や廃案を繰り返し、6回目の国会となった今回、初めての参考人質疑となった。
賛成派の川端博明治大教授は「暴力団の組織的な殺傷事犯や振り込め詐欺のような組織的な詐欺事犯について、実行着手前で処罰が可能となり、被害の発生を未然に防止できる」と、共謀罪の有効性を訴えた。
(共同通信) - 10月26日17時53分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000154-kyodo-pol