2005年10月26日(水) 17時01分
投資会社役員を逮捕＝東証一部企業の株価操作で−大阪地検（時事通信）
東証一部上場の大手測量機器メーカー「ソキア」の株価を不当に操作したなどとして、大阪地検特捜部は26日、証券取引法違反（相場操縦）の疑いで東京都港区の投資会社役員倉橋正治容疑者（52）＝江東区＝を逮捕。証券取引等監視委員会と合同で、アイティーエム証券（中央区）など関係先数カ所を家宅捜索した。
調べによると、倉橋容疑者は、香港にあったアイティーエム証券の海外法人「アイティーエムファイナンス」の役員だった2002年4月中旬から5月上旬にかけ、ソキアの株売買が活発化しているように見せ掛け、株価をつり上げるため、同社株約250万株の信用取引を行ったほか、反対売買で取引高を増やす仮装売買を繰り返すなどした疑い。
この間に、ソキアの株価は403円から530円に高騰した。
（時事通信） - 10月26日17時1分更新
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