悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
原案では、BSEの原因物質が蓄積しやすい危険部位の除去をめぐる米国とカナダの食肉処理場の状況について「実態が不明で実効性に疑問が残る」として、輸入再開に反対する委員の意見も記された。
反対意見に配慮して原案は、輸入は二十カ月以下の牛に限り、危険部位をすべての牛から適切に除去するなどの対策の順守が前提だと強調。その上で、両国が対策を順守しているかどうかを確認するため、「査察などを含む(厚生労働、農水両省の)管理システムが有効だ」と指摘した。順守が十分でない場合、いったん輸入をストップすることも必要だとしている。
吉川座長は会合終了後の記者会見で「次回会合で結論部分を中心に議論したい」と述べた。
米国産牛肉は、二〇〇三年十二月にBSE発生が確認されたことに伴って輸入が禁止されている。同国政府は早期再開を強く求めていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051025/mng_____sya_____005.shtml