2005年10月25日(火) 21時04分
1000以上の大衆薬を3分類へ 厚労省、危険度に応じて(共同通信)
医薬品の販売規制の在り方を検討している厚生労働省の専門委員会は25日、薬局や薬店で購入できる1000以上のすべての一般用医薬品(大衆薬)を、副作用などの危険度に応じて3種類に分類することで一致した。
「専門家の説明が必要な薬」「説明した方がよい薬」といった3分類に応じた販売方法を今後、委員会の上部機関に当たる検討部会でさらに議論。厚労省は結論を受け、来年の通常国会に薬事法改正案を提出する。販売方法の見直しは、1960年の薬事法制定以来初めて。
委員会は、薬に含まれる主要な成分で分類。「リスクが特に高いか、市販されて間もなく安全性が確立されていない」を第1類、「まれに健康被害が生じる恐れがある」を第2類、それ以外を第3類とした。
(共同通信) - 10月25日21時4分更新
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