2005年10月24日(月) 18時57分
<申告漏れ>ネット個人事業者、総額約114億円に(毎日新聞)
今年6月までの1年間に税務調査を受けた個人事業者のうち、インターネット取引をしている事業者の申告漏れ所得総額が約114億円に上ったことが、国税庁のまとめで分かった。1件当たりの平均申告漏れ額は前年を157万円上回る1112万円で、急速に進展するネット社会を反映した形だ。
調査対象となったネット取引には、通販や電子画像・電子データの販売、ネット広告などがある。今回の調査では、会社員が副業として質屋などで仕入れた中古品をネットオークションに出品して1600万円の所得を得たり、業者が健康食品をネット通販で販売して1億円の所得があったのに無申告だったケースもあった。
ネット取引を含む個人事業者全体の申告漏れ総額は8963億円だった。【立山清也】
(毎日新聞) - 10月24日18時57分更新
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