2005年10月24日(月) 12時16分
ATM盗撮、防犯カメラに不審な男(読売新聞)
UFJ銀行のATM(現金自動預け払い機)盗撮事件で、銃刀法違反の現行犯で逮捕された無職男(37)が小型カメラを仕掛けた東京都品川区の無人ATMコーナーの防犯カメラに、サングラスをかけた不審な男が写っていたことが24日、警視庁捜査3課の調べでわかった。
同課は、この男が無職男の監視役だった可能性があるとみて、男の特定を急いでいる。
これまでの調べに対し、無職男は、JR大崎駅(品川区)近くのコンビニエンスストアのATMで今月13日午後、小型カメラ入りの小箱を取り外した際、「(店内で)小太りでサングラスをかけた男に監視されていたようだ」と供述している。
無職男はその後、携帯電話で指示を受けて、JR五反田駅(同区)近くのATMコーナーにカメラを仕掛けた直後に、大崎署員に逮捕された。
その後の捜査3課の調べで、このATMコーナーの防犯カメラに、無職男が逮捕された前後に、サングラスをかけた不審な男がATMに近づく姿が写っていたという。
この事件では、首都圏の複数のATMコーナーの防犯カメラにも、小型カメラを設置したり、取り外したりする複数の男が写っていることがわかっている。
(読売新聞) - 10月24日12時16分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051024-00000003-yom-soci