2005年10月22日(土) 07時27分
振り込み装えと指示受ける ATM隠しカメラ事件(共同通信)
UFJ銀行の現金自動預払機(ATM)に隠しカメラが相次いで仕掛けられた事件で、カメラ設置を認めた無職の男(37)=銃刀法違反の現行犯で逮捕=が警視庁捜査3課の調べに、依頼主の指示で立ち寄ったATMコーナーでの行動について「振り込みを装えと言われた」と供述したことが22日、分かった。
男は録画機能の付いた画像の受信装置を持ち運んでおり、捜査3課は、ATMコーナーを訪れる利用客を不審がらせず、画像を鮮明に受信できる距離まで接近させる狙いがあったとみている。
これまでの男の供述によると、男はインターネットで知り合った依頼主の指示で13日午前9時、東京都文京区内のコインロッカーに入っていた受信装置などを持ち出した。
◎振り込み(2)
依頼主から携帯電話などで杉並区内の駅に行くよう命じられた上、「受信装置を持って、どこでもいいからATMに行け。振り込みのふりをしろ」と指示され、近くのATMコーナーに入ったという。
(了)
(共同通信) - 10月22日7時27分更新
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