2005年10月22日(土) 20時43分
<アスベスト>対策基本法制定を求め全国連絡会議が署名活動(毎日新聞)
アスベスト(石綿)使用の早期全面禁止などを盛り込んだ「アスベスト対策基本法」の制定を求め、市民団体や労働組合などでつくる「石綿対策全国連絡会議」(東京都江東区)が22日、東京・銀座で署名活動を始めた。100万人を目標にしており、来年1月下旬をめどに衆参両院議長に提出する。
防護服を着たメンバーら約30人が「『ノンアスベスト社会』の実現とすべての被害者の補償を」と書かれたチラシを配って署名を呼びかけた。政府は、石綿による健康被害救済のための新法案を来年の通常国会に提出するが、古谷杉郎事務局長は「健康管理や、今も身の回りに残っているアスベストをどう処理するかなど、総合的な対策を進める法律が必要で、その議論が不十分だ」と指摘している。
同会議は、ホームページ(http://park3.wakwak.com/banjan/)から署名用紙をダウンロードして記入してもらうよう呼びかけている。【武本光政】
(毎日新聞) - 10月22日20時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051022-00000079-mai-soci