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調べでは、小箱の底に直径二ミリと七ミリの穴が開けられ、小さい方の穴で操作画面を、大きい方でキャッシュカードの挿入口を撮影できるようカメラがテープで固定されていた。カメラには単四電池二個が付いていた。
品川区の同行出張所で今月十三日、銃刀法違反の現行犯で逮捕された無職の男(37)が持っていた受信機も二台あり、暗証番号を入力する手元とカードの挿入口の様子が録画されていた。二つの映像から、カードの名義や口座番号、暗証番号が読み取れるという。
調べに対し、男は「今月九日、インターネットの裏仕事のサイトで書き込みを見つけ、電話した。相手の男に『一週間くらい盗聴、盗撮の仕事がある。日当は一万円』と言われ、申し込んだ」と供述しているという。
男は逮捕前、指示に従ってJR大崎駅東口のコンビニエンスストアのATMにあった隠しカメラの小箱を取り外し、品川区東五反田の東急五反田駅前出張所のATMに設置していた。しかし、同出張所でカメラは見つかっておらず、男が「誰かに監視されていると感じた」とも供述していることから、持ち去られた可能性があるという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051022/mng_____sya_____012.shtml