2005年10月21日(金) 07時41分
違法サイトの監視強化へ 警察庁がホットライン(共同通信)
改造エアガンや薬物の売買、児童ポルノや爆発物製造サイトなど、インターネット上の違法・有害情報の監視を強化し対処を迅速化するため、警察庁は21日までに、市民からの通報や相談を一元的に集約するホットラインの設置を決めた。運営の実施は業界団体に民間委託し、警察業務の負担軽減を図る方針。
通報の受理には業界団体出身の5人前後の専門家が当たり、警察に届ける違法情報、プロバイダー(接続業者)に削除要請する有害情報を選別するほか、データベースを構築し、外国のホットラインとも連携する。
ネット上にあふれる違法・有害情報の把握は、警察による監視では対応しきれず、一般利用者の通報が有効。相談が違法サイトの発見につながることも少なくない。だが、受理が大きな負担になっているのが現状だ。
(共同通信) - 10月21日7時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000014-kyodo-soci