2005年10月20日(木) 21時19分
外務省職員名乗るウイルスメール、不特定多数に送信(読売新聞)
外務省は20日、職員の名前で小泉首相の靖国神社参拝を批判するメールが、コンピューターウイルスとともに不特定多数の人に送信されていると発表した。警視庁と連携し、発信者の割り出しを進めている。
問題のメールは、実在する駐米日本大使館員を名乗り、発信元には外務省職員専用のアドレス「mofa.go.jp」が使用されている。外務省職員20〜30人を含む不特定多数の人に、18日から送信されているという。外務省は「発信元を偽る『詐称メール』で、外務省のメールシステムから発信されたものではない」と説明している。
添付されたウイルスは新種だが、感染力や危険度が比較的低く、パソコンが作動しなくなったなどの被害報告は今のところないという。外務省は、発信者に心当たりがない場合は、添付ファイルを開かずに削除するよう呼びかけている。
(読売新聞) - 10月20日21時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000515-yom-soci