2005年10月19日(水) 01時21分
成人の喫煙率、10年連続で過去最低更新(読売新聞)
成人でたばこを吸う人の割合(喫煙率)は29・2%と、昨年より0・2ポイント減り、10年連続で過去最低を更新したことが18日、日本たばこ産業(JT)の調査でわかった。
喫煙率から推計した喫煙人口は3020万人で、前年より12万人減少した計算になる。
調査は今年6月、全国の20歳以上の男女1万6000人を対象に行い、64・9%にあたる1万391人が回答した。
◆女性は4年ぶり増加◆
男性の喫煙率は前年比1・1ポイント減の45・8%で、14年連続で減少したが、女性は0・6ポイント増の13・8%となり、4年ぶりに増加に転じた。年代別では、男性は30歳代の54・6%が喫煙。女性で高かったのは20歳代と30歳代でともに20・9%だった。
1日当たりの平均喫煙本数は、男性が22・3本(前年比0・1本減)、女性が16・0本(同0・5本減)だった。
喫煙率の低下傾向について、JTは「高齢化の進展や健康意識の高まりの影響」と分析している。
(読売新聞) - 10月19日1時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000319-yom-soci