2005年10月19日(水) 00時00分

７２歳独居女性にリフォーム詐欺、被害８千万円（ZAKZAK）

　虚偽の契約書類を使い違法な住宅リフォーム契約を結んだとして、大阪府警生活経済課などは１９日までに、特定商取引法違反（書面の不交付）の疑いで、大阪市此花区酉島、無職の男（３４）を同市内の逃走先で逮捕した。「虚偽記載の書面を交付していない」と容疑を否認しているという。

　被害に遭った女性（７２）は独り暮らしで、郵便貯金と銀行口座からは今年５月ごろまでに約１１０回にわたり約１億円が引き出されていた。記憶があいまいで、「工事で５０００万−８０００万円を支払った」などと話しており、同課などは男を追及している。

　男は平成１４年ごろ、当時勤務していた住宅リフォーム会社でこの女性と知り合った。同年１１月ごろに独立してリフォーム業を始め、女性宅を訪問し、以前の会社の契約書を使った。その後も女性宅をたびたび訪問し、次々に不要な工事契約を結ばせていたとみられる。

ZAKZAK 2005/10/19

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_10/t2005101911.html