2005年10月19日(水) 01時21分
カード偽造被害、重大過失除き100%補償…郵政公社(読売新聞)
日本郵政公社は18日、偽造や盗難キャッシュカードによる被害の補償ルールを発表した。内容は全国銀行協会が先に発表した銀行のルールと同じで、11月14日から実施する。
偽造カードでは、「暗証番号をキャッシュカードに書き写していた」などの重大な過失がなければ被害額の100%を補償する。
盗難カードでは「公社の変更要請にもかかわらず、生年月日など類推しやすい番号を変えず、かつ番号が推測できる免許証などと一緒に持ち歩いていた」などの過失があった場合は75%を補償する。
重大な過失があった場合は、偽造、盗難カードでも補償額はゼロとなる。通知があった日から30日前までの被害を補償する。
また、来年1月4日から、現金自動預け払い機(ATM)の1日の利用上限額を最高200万円とし、貯金者の希望で上限を引き下げられるようにする。
(読売新聞) - 10月19日1時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000318-yom-bus_all