2005年10月18日(火) 15時20分
UFJ銀ATMに隠しカメラ 暗証番号盗撮か 首都圏一部(産経新聞)
UFJ銀行は十八日、首都圏の複数の現金自動預払機(ATM)で九月上旬以降、画面を盗撮する隠しカメラが見つかり、警視庁に被害届を出したと発表した。暗証番号が盗み見られた可能性があるが、顧客の口座から現金を引き出される被害は今のところないという。
同行や警視庁生活安全部の調べによると、隠しカメラは九月上旬、東京都港区にある無人のATMコーナーで警備員が発見。ATM正面の目線の高さにあるチラシを入れる名刺サイズの小箱に入っていた。
全国約千六百カ所の無人ATMにある小箱を撤去したが、十月に入って首都圏の複数のATMで再び隠しカメラが入った小箱が見つかった。小箱は持ち込まれたものとみられ、カメラの映像を送受信できる仕組みになっており、暗証番号を入力する動作を撮影していた疑いがあるという。
同行は暗証番号を盗み見られた可能性がある顧客に個別に連絡して番号の変更を依頼するとともに、すべてのATMコーナーに注意を呼び掛けるポスターを張り、案内を流している。
(産経新聞) - 10月18日15時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051018-00000039-san-soci