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同行によると、隠しカメラが見つかったのはいずれも無人のATMコーナー。正面の目の高さほどに設置されたチラシを入れる名刺サイズ(縦約五センチ、横約二センチ)の小箱に仕掛けられていた。箱の底に穴が開けられ、操作画面を盗撮できるようレンズが向いていた。
同行の警備員が九月上旬、まず都内の店舗で発見。全国約二千カ所の全ATMにある小箱を撤去して調べたところ、三都県の複数の店舗でカメラが見つかった。盗撮映像を受信する受信機が見つかった店舗もあるほか、カメラが仕掛けられていた店舗の防犯カメラに、小箱を設置するようなしぐさをしている男が写っていたという。
同行は「操作画面での暗証番号の入力が盗み見られただけでは預金は引き出せない」としているが、盗撮された可能性がある顧客に電話連絡し、暗証番号の変更を依頼するとともに、すべてのATMコーナーにポスターを張り出すなど注意を呼び掛けている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051018/eve_____sya_____005.shtml