2005年10月18日(火) 21時04分
隠しカメラは10数カ所に UFJ銀の3都県ATM(共同通信)
UFJ銀行の現金自動預払機(ATM)で隠しカメラが見つかった問題で、カメラが置かれていたのは東京、千葉、埼玉3都県の10数カ所に上ることが18日、同行の調査で分かった。同行は利用者が入力したキャッシュカードの暗証番号を盗み撮りし、暗証番号が判明したカードをひったくったり、カード情報をスキミング(読みとり)したりして現金を引き出そうとしたとみている。
UFJ銀行広報部や警視庁の調べによると、10数カ所のうち港区六本木など都内2カ所で、小型の隠しカメラが見つかった。ATM正面に置かれたローンのチラシを入れる箱に入っていた。箱は底に穴が開けられ、利用者がATMを操作する手元を撮影できるようになっていた。
残る3都県計10カ所余りでは、映像を受信する装置が見つかったほか、防犯カメラに不審な人物が小型カメラを設置する様子などが写っていた。
(共同通信) - 10月18日21時4分更新
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