2005年10月17日(月) 20時10分
鹿砦社社長が無罪主張 「前代未聞の言論弾圧」(共同通信)
出版物やホームページ(HP)で阪神タイガース元職員やパチスロ製造会社役員らを中傷したとして、名誉棄損罪に問われた兵庫県西宮市の出版社「鹿砦社」社長松岡利康(54)と、ビルから転落死した同球団スカウト=当時(65)=の長女渡辺直子(48)両被告の初公判が17日、神戸地裁(佐野哲生裁判長)で開かれた。
松岡被告は「前代未聞の言論弾圧で私は無罪」と否認。渡辺被告は「申し訳ない」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「両被告は記事の内容に裏付けもないことは分かっていたのに、元球団職員の実名を挙げた」「松岡被告は敵対するパチスロ業者の要請を受け、パチスロ製造会社アルゼ役員の批判記事を出版した」と指摘した。
(共同通信) - 10月17日20時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000185-kyodo-soci