2005年10月15日(土) 02時40分
リフォーム詐欺 サムニン元幹部に実刑 東京地裁、グループへ初の判決(産経新聞)
サムニングループによるリフォーム詐欺事件で、詐欺と特定商取引法違反の罪に問われた「サムニンイースト」(現リブロ)元幹部、鎌田悟被告(29)の判決公判が十四日、東京地裁で開かれ、大熊一之裁判長は懲役二年(求刑懲役三年)の実刑を言い渡した。サムニングループによる一連の事件で、判決は初めて。
大熊裁判長は判決の中で「犯行は会社ぐるみの組織的、計画的犯行の一環とうかがわれる」と指摘。「家という生活の基盤がすぐにでも崩壊するかのように不安をあおった」と批判した。
判決によると、鎌田被告は昨年二月十五日、茨城県の男性宅を訪問。「家の基礎にひびが入っており、このままでは重みに耐えられない」などといって不要な工事契約を結ばせ、代金約百四十五万円を振り込ませてだまし取った。
サムニングループをめぐる事件では、鎌田被告のほか、グループの四社員が起訴され、公判中。
(産経新聞) - 10月15日2時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000021-san-soci