2005年10月14日(金) 21時47分
「サムニン」リフォーム詐欺、元部長に実刑判決(読売新聞)
住宅リフォーム会社グループ「サムニングループ」による詐欺事件で、詐欺と特定商取引法違反(不実の告知)などの罪に問われた「サムニンイースト」(現リブロ、東京都千代田区)の元地域担当部長・鎌田悟被告(29)の判決が14日、東京地裁であった。
大熊一之裁判官は「家屋が崩壊する危険性が高いと虚偽の説明をして、被害者の心理を手玉に取った」と述べ、懲役2年(求刑・懲役3年)の実刑を言い渡した。一連の事件では5人が起訴されており、判決は今回が初めて。
判決は、「被告は会社の顧客情報から、金銭的に余力のありそうな被害者に狙いをつけた」と指摘。「背景には会社ぐるみの関与がうかがわれる」とも述べた。
判決によると、鎌田被告は昨年2月、茨城県土浦市の男性(当時40歳)に「地震が起きたときは危ない」とウソを言って補修工事の契約を結び、約145万円をだまし取るなどした。
(読売新聞) - 10月14日21時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000214-yom-soci