2005年10月13日(木) 13時15分
Palm、初心者向け『Z22』とハイエンド向け『TX』を発売(japan.internet.com)
モバイル機器大手の
Palm (
NASDAQ:PALM ) は12日、異なる市場をターゲットにした最新の PDA 2機種、『Palm Z22』と『Palm TX』を発売した。
Z22 は PDA 初心者向けの製品で、99ドルという価格とコンパクトなサイズを武器に、手帳ユーザーの獲得を狙う。Palm によると、システム手帳市場は、年間10億ドル規模にのぼるという。
調査会社 Gartner のアナリスト Todd Kort 氏は同製品について、「Z22 は極めて戦略的な製品だ。同製品を展開する目的は、Palm 製品の世界に新規ユーザーを取り込むことにある。Palm はこれらのユーザーが、1、2年後にはフル機能の上位機種にアップグレードすることを期待している」と語った。
Palm の国際マーケティング担当上級副社長 Ken Wirt 氏は、声明で次のように述べている。「Z22 は初心者や学生に最適だ。書きなぐってボロボロになったページや付箋紙でいっぱいのシステム手帳を捨て、コンパクトな1台の PDA に必要な情報をすべて入れることができる」
また Palm は、Wi-Fi や Bluetooth などのワイヤレス技術や、320x480ピクセルの高解像度カラー画面を備え、電池切れの場合でもデータを保持するフラッシュメモリを搭載した Palm TX も発売した。
同製品は、ソフトウェア『
DataVizDocumentsToGo 』をインストール済みで、Microsoft の『Word』や『Excel』と互換性のあるファイルを作成でき、同じく Microsoft の『PowerPoint』ファイルについても、閲覧や編集が可能だ。TX は、Palm のハイエンドシリーズ『Tungsten』の後継機となる。
TX の価格は299ドルで、主にビジネスユーザーを狙った製品だ。上述したビジネス文書対応のほか、Wi-Fi インターフェースによる接続性を内蔵し、Eメールや Web アクセスが可能だ。Wi-Fi ネットワークは、利用可能なものを検出できる。
Z22 と TX が搭載している OS は、PalmSource の『Palm OS』だ。PalmSource は、元々 Pallm と同じ会社だったが、ハードウェア事業とソフトウェア事業を分離した際に独立した。そして今年9月には、日本のモバイル技術会社 ACCESS が
PalmSourceの買収 を発表している。この買収発表の際には、Palm の社長兼 CEO (最高経営責任者) Ed Colligan 氏も歓迎のコメントを寄せ、今後の協力関係に変わりがないと述べていた。
しかし、今回発売した PDA の OS は、最新版のバージョン6系列『Palm OS Cobalt』ではなく、バージョン5系列の『Palm OS Garnet』だ。
また、先ごろ Palm は、スマートフォン『Treo』の2006年発売モデルについて、Microsoft のモバイルプラットフォーム『Windows Mobile』を搭載すると発表している。
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(japan.internet.com) - 10月13日13時15分更新
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