2005年10月13日(木) 23時56分
花粉症対策推進して!首都圏知事らが環境相に要望(読売新聞)
首都圏の知事と政令市長で作る「八都県市首脳会議」は13日、国民病とも言える花粉症対策を推進するよう小池環境相に要望した。
東京都の石原慎太郎知事と埼玉県の上田清司知事、さいたま市の相川宗一市長が環境省を訪れ、石原知事が「花粉症は国の無策による人災。内閣の問題として取り組んで欲しい」と要請した。
都によると、今春の都内でのスギ花粉飛散量は観測史上最高を記録。木材市場は安い外国産材が主力で、花粉を多く放出する樹齢の高い国産スギが多く残されていることが、被害を悪化させているという。
同会議が具体的に求めているのは、枝打ちや間伐をするための補助金の拡充や、花粉症の予防・治療に関する調査研究の促進など。活動の中心となっている石原知事は今春「人生で初めて」花粉症を患ったといい、13日は小池環境相から、「慎太郎さん、そんなにやわになっちゃったの」と切り返される一幕も。
(読売新聞) - 10月13日23時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000216-yom-soci