2005年10月13日(木) 16時15分
国勢調査:やまぬ騒動、盗難届も 不審な電話、訪問は6件に /福島(毎日新聞)
国勢調査票をめぐるトラブルが12日も明らかになった。郡山市では男女2人が、盗まれた可能性があるとしてそれぞれ被害届を郡山署に出したことが分かった。2人ともドアの外に調査票を置いて外出しているうちになくなっていた。一方、県は回収期間を過ぎてから福島市の女性に調査員を名乗る不審な電話があったと発表した。調査員をかたる電話や訪問は県内で6件になった。
郡山署の調べでは、調査票を盗まれたと届けたのは会社員の女性(43)と同男性(57)。女性は3日に記入済みの調査票をビニール袋に入れてドアノブに掛けて外出した。帰宅後に調査票はなくなっていた。男性は5日に記入した調査票をドアに挟んで出勤した。帰宅した時には調査票はなくなっていた。いずれも調査員は回収していなかった。同署は窃盗容疑で調べている。
また、県国勢調査プロジェクトチームによると、福島市の女性に不審電話があったのは11日で、女性の職場へ男から「夫の職業欄に不明な点がある」と掛かってきた。担当の調査員は女性だったため、女性は「個人情報なので電話では答えられない」と言って電話を切ったという。【福沢光一、上田泰嗣】
10月13日朝刊
(毎日新聞) - 10月13日16時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000080-mailo-l07