2005年10月13日(木) 13時01分
「取材源秘匿」は正当=NHK記者の証言拒否認める−米国訴訟嘱託尋問・新潟地裁(時事通信)
米国で行われている同国の健康食品会社に対する課税処分をめぐる裁判に関連し、NHK記者に対する嘱託尋問が新潟地裁で行われ、大工強裁判官は13日までに、取材源の秘匿を理由とした同記者の証言拒否を正当と認める決定をした。決定は11日付。
大工裁判官は決定で、1979年の札幌高裁決定を引用。「正確な情報は、取材源を絶対に公表しないという信頼関係があって初めて提供されるもので、開示すれば情報を提供させることが不可能になる」と述べ、民事訴訟法が証言を拒否できると定めた「職業の秘密」に当たるとした。
(時事通信) - 10月13日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000057-jij-soci