2005年10月13日(木) 12時33分
著作権侵害と横浜市を提訴 公売の絵画、ネットに掲載(共同通信)
横浜市が税金滞納者から差し押さえた絵画をインターネットオークションで売買する際、画家の許可を得ずに作品の画像を掲載したのは著作権侵害に当たるとして、著作権管理会社「美術著作権センター」(東京都中央区)が13日までに、横浜市に掲載差し止めと、画像の使用許諾料など約17万円の支払いを求めて東京地裁に提訴した。
訴状などによると、横浜市は今年2月にインターネットのサイトで、市税滞納者から差し押さえた物品を売買する「横浜市公売オークション」を実施。バイク、カメラなどに交じり、同センターと著作権契約をしている洋画家の油絵と、署名部分の拡大写真を掲載した。センター側は、著作権者側から画像掲載許可を得ておらず、著作権の侵害に当たるとしている。
(共同通信) - 10月13日12時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051013-00000123-kyodo-soci