2005年10月12日(水) 00時00分

虚偽説明で契約　３５００万円賠償請求 （東京新聞）

　うその説明で不必要なリフォーム工事の契約を結ばされたとして、さいたま市浦和区の無職女性（７６）が、越谷市のリフォーム会社と社長らを相手取り、契約の取り消しと約三千五百万円の損害賠償を求める訴えをさいたま地裁に起こしていたことが十一日、分かった。

　訴状などによると、社員らが、二〇〇三年十月から今年五月にかけて女性宅を訪れ、「補強しないと地震で家が壊れる」などと虚偽の説明で不安をあおり、同社など二社と屋根裏の補強工事など三十六件計約四千五百万円の契約を結び、約三千五百五十万円を支払わせた。しかし、同じ個所に何度も工事を繰り返すなど不要な工事だったとしている。女性は認知症で現在通院中だという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20051012/lcl_____stm_____001.shtml