2005年10月12日(水) 20時42分
ソフトオブザイヤーは「Lunascape2」など3製品(ITmediaニュース)
独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)は10月12日、優れたソフトウェア製品を表彰する「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2005」に、Webブラウザ「Lunascape2」など3製品を選んだと発表した。
Lunascape2は「家庭・個人分野」で受賞。タブブラウズやRSSリーダーといった新機能、Geckoエンジンの切り替え利用や容易なデザイン変更といった柔軟さが評価された。
同分野で受賞した「T-Time5.5」(ボイジャー)は電子ブックビューワー。専用形式に加えHTMLやテキストもサポートし、表示した電子ブックをJPEG化して携帯電話などに転送する機能を搭載。電子ブック専用端末なしで外出先でも閲覧できるようにした。
「安全・安心分野」の「秘文AEシリーズ」(日立ソフトウェアエンジニアリング)は、個人情報や企業の機密情報の漏えいを防ぐ。PC上で文書を作成した時点で自動的に暗号化し、無許可の別のPCにコピーしても中身を参照できない。ユーザー側で操作を意識する必要がなく、使い勝手に優れていると評価された。
「産業・行政分野」「システム基盤分野」は受賞製品がなかった。
ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーは1989年から実施し、今年で17回目。表彰式は10月24日、経団連会館(東京・大手町)で行う。
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(ITmediaニュース) - 10月12日20時42分更新
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